昼過ぎまで職場で仕事。ゴミを捨てようと屈んだところ頭が振れるような感じがして立ちくらみかと思ったら地震だった。
駅前のつけ麺屋で昼食をとってから馬車道へ。
今日は、夕方から横浜で会合があるので、それまで古本屋めぐりをするつもり。
まずは誠文堂書店をのぞく。今日のテーマを品切れとなってしまったちくま文庫の井上究一郎「ガリマールの家」を見つけることとしたのだが、ここにはなし。
- アン・タイラー「歳月のはしご」(文春文庫)
- A・S・バイアット「抱擁1・2」(新潮文庫)
- 文藝春秋編「少年少女小説ベスト100」(文春文庫ビジュアル版)
- 長尾三郎「週刊誌血風録」(講談社文庫)
- 吉田満「戦艦大和ノ最期」(講談社文芸文庫)
- 日垣隆「どっからでもかかって来い!」(WAC)
- 山口正介「ぼくの父はこうして死んだ」(新潮社)
- 文学界ネットワーク編「文学界わくわく人脈地図」(DHC)
「ガリマールの家」は見当たらなかったが、面白そうな本が買えた。
バイアット「抱擁」はとても面白い小説。エーコの「薔薇の名前」が好きな人は必読でしょう。
「少年少女ベスト100」の巻頭には川本三郎・北見けんいち・三國一朗の3氏による“わが懐かしの少年小説を語る”という鼎談が載っている。
「文学界わくわく人脈地図」はあの化粧品で御馴染みのDHC(大学翻訳センター)発行のムック本。赤川次郎から吉行淳之介までの100人以上の文学者の交友関係をまとめている。今から10年ほど前の文学関係者交友図を懐かしく眺められる。
その後、田辺書店を覗くが、「ガリマールの家」はなし。続いて先生堂に向かうが、店の名前が変わっていた。中の本は変わっていないので店名が変わっただけなのだろう。ここにもなかった。
有隣堂本店に寄ってから野毛方面に向かう。雨が落ち始めてきた。
天保堂苅部書店にも「ガリマールの家」がないことを確認してから、以前から行きたかったブックカフェ風信を目指すが、立て看板は片付けられており、ドアのガラス越しにうかがっても室内に灯がついていない。ネットで知りえた情報では特に休日は休むとは書いてなかったのだが、やはりやっていないようだ。残念。これで2回空振りだ。
諦めてぴおシティに向かう。ブログ「一角獣の頭蓋骨」(id:mtt)でここに古本屋があることを知ったのだ。地下1階のフロアに鏡文庫という古本屋があった。初めての店なので挨拶がてら何か1冊買いたいと思い、文庫の棚をあちこち眺めこれを選ぶ。
単行本は持っているのだが、文庫は未所持なので。
ただ、「一角獣の頭蓋骨」にあるようなプラモデルなどは置いていなかったから、こことは違う店なのかもしれないな。
地下鉄で横浜へ。ダイヤモンド地下街の喫茶店で会合が始まるまでの時間をつぶす。今日の携帯本高田里惠子「文学部をめぐる病い」(ちくま文庫)を読む。あの芳賀矢一の嫡男である芳賀檀というのとても人間臭い行動をとるドイツ文学者が興味深い。
6時から総勢30名ほどで焼き肉。あまりぱっとしない。まあ、安い食べ放題の店だからしょうがないか。
9時前に帰宅し、後半途中から日本対ベトナム戦を観る。すでに4対1と試合の結果は見えているのだが、ベトナムは最後までよく走るいいチームだ。そのまま、試合終了。結局カタールが負けたためベトナムも決勝トーナメントに進出する。
その後、録画しておいた前半を流しながらブログ散歩。また、地震。新潟の父の実家は大丈夫だろうか。