ハイスミスは2度買う。

今日も一日休日出勤。昼にちょっと日が射したが、全般的に薄曇りでちょっと肌寒い感じ。夜7時過ぎに仕事終了。
2日間にわたる野外の仕事でちょっと疲れたため有隣堂をサッと横切っただけで、帰宅する。
先日、思い立って部屋の中に散在しているはずのパトリシア・ハイスミスの文庫本を掻き集めてみると、「ヴェネツィアで消えた男」、「生者たちのゲーム」、「ガラスの独房」(すべて扶桑社ミステリー文庫)がそれぞれ2冊ずつ出てきたので驚いた。これも、探求書リストを持たずに当てずっぽうで買っているためにおこるのだ。ほとんどが「ブ」で105円であるからいいものの、不経済であることには変わりない(分かっていて同じ本を何冊も買ってしまう癖があるくせにこんなことを言うのもどうかとは思うが)。今度からメモ帳に探求書リストを書いて持ち歩くことにしよう。ダブり本以上にショックなのは、見つかったものの他にも買った記憶のあるハイスミス本を見つけ出すことができないという事実である。以前に見たという記憶をもとに何度か捜索隊を組織してアチラの山コチラの谷を踏査してみたのだが、未だに発見できない本は5冊を超える。これでは正確な探求書リストのハイスミス編を作ることさえできない。どうやら抜本的な蔵書の整理整頓を行わなければいけない時がきているようだ。残念ながら、GW中にそんなまとまった時間はとれそうもなく、その間にも古本屋の棚でハイスミス本を見つけてしまったら、ダブり覚悟で買ってしまいそうだし、これではいつまでたっても現状を改善できそうにない。
okatakeの日記で、僕がアン・サリー嬢の新譜を紹介したことに触れて、西荻音羽館の方にこのアルバムを紹介したのが僕ではないかと岡崎さんは書かれている。残念ながら、そうではありません。音羽館と言えば、店主の広瀬さんとバイトの方が似ているという話を何度か聞き、音羽館に行く度にこの方は店主かバイトかと頭の中で反問しながらレジ前に立つのがクセになってしまった。ああ、久し振りに西荻に行きたくなった。
PCのitunesアン・サリーの日本語歌詞の歌だけをピックアップして流しながら、この日記を書いている。岡崎さんが「胸の振り子」の名唱と賞賛する雪村いづみバージョンも聴いてみたくなる。歌い手の素晴らしさを抜きにしても名曲ですね、この歌。気に入りました。