檜はいったいどこにある。

暖かい日が続いている。杉花粉が峠を越え、檜の花粉にその座を明け渡そうとしている。この季節になると今度は咳が止まらなくなってしまう。この状態は梅雨入り前まで続く。いったい日本のどこにそれだけの檜が生えているというのだろうか。とほほ。
ちくま文庫と文春文庫の新刊が書店に並ぶ。その中から3冊。

北原本はちくまの古本系文庫の1冊。これからもこの系統を続けてほしいものだ。後数年経つと晶文社古書店主本がちくま文庫に入るのではないかと期待している。それとは別に、石神井書林内堀弘さんの著書「ボン書店の幻」(白地社)をちくま文庫に入れてくれないだろうか。以前から読みたいと思い、探しているのだが、なかなか出会わないので(ネットで検索すると5000円で1冊出ていた。それだけ手に入りにくいのだろう)。
野坂本は、雑誌連載、単行本と読もうと思いながら、見送って来てしまったので、文庫でチャレンジ。
小林本は、その逆で雑誌連載で読み、単行本で読み、そして文庫でも読むために購入する。内容が再読に耐えるだけでなく、2001年の出来事を数年経った今の時点からもう一度見直す楽しみが味わえるから。
明日は出張で朝が早い。もう寝ることにしよう。