古書現世の目録

相変わらず自宅PCは壊れたまま。旧型を引っ張り出したもののADSLのLANがつながらず、ダイアルアップを試みるものの、どうやら使っていない間にアクセスポイントが変更になったらしく、接続できない。
修理に出しても、すぐには戻らないだろうし、こうなればいっそ新しいのを買うかと色々と考えてしまう。

そんなわけで本日も職場のPCを借りての書き込みのため、手短にします。

アンテナに入れさせていただいている「密偵おまさの市中視廻り日録」を、仕事の合間に覗いてみると、セドロー君こと向井透史さんから古書現世の目録を送ってもらうことになったようだ。うらやましい。こんなことを書くとおねだりしているようにとられるので、そういう意味ではない事をまずお断りしておきます。
向井さんの文章の愛読者であることは以前にも書いた。『サンパン』や『Will』といった書店で手に入るものには目を通しているのだが、目録に収録されているという「店番日記」はまだ読んだことがない。文章読みたさに目録を求めるというのは邪道だと思うが、まずはその思いから目録を手に入れたいと思っていた。昨年の初冬に早稲田を訪れたのも古書現世で目録入手という思いからだった。ちょうどそのときBICBOXでの古書市が行なわれており、棚を覗いていると向井さんが帳場にいるのが見え、隣りの年配の方とお話をされている。どうやら、その方があの「いこい」さんらしい。ちょうどその時分にパリーグの新球団騒動が喧伝されていたためか、「いこい」さん(推定)と向井さんはそんな話をされていた。とても寒い日で、早く所期の目的を果たしたい僕は、古書現世の方へと向かったのだが、うかつな事にその日は日曜日で早稲田古本街はほどんどの店が休みで、古書現世も当然シャッターがおりていた。
まだ、目録のことを知らない頃、確か2年前の穴八幡での青空古本市に行ったときに古書現世を覗いた時には、向井さんは不在で、お母さんと思われる人が店番をされていた。顔なじみのお客さんと話をしているところで、最近岡崎武志さんが来店したというようなことを話題にされていた。確か、絶版になっている中公文庫を1冊だけ買って、清算を済ませるとお母さん(推定)は、「古本市の割引券はお持ちですか。割引になりますが」と丁寧に教えてくださったのにまだ穴八幡に行く途中だったので、せっかくのアドバイスも無駄にしてしまったことを覚えている。
なかなか、日曜以外に休みが取れないのだが、近々早稲田に行って古書現世に寄り、目録をゲットする事を心に決める。入手したあかつきには目録の中味にもしっかりと目を通す所存であることは言うまでもない。

手短に書くつもりが、なんだかんだと書いてしまった。
職場にもほとんど人がいない。
もう店じまいして、書店によって帰ります。

【追記】
昨夜帰宅後、携帯から文章の訂正を行なおうとしたら文字数オーバーとなって、後の方の文章が切れてしまった。17日朝に復旧したが、昨夜ご覧になった方はどうしたことかと驚かれたのではないか。早く自宅でのPC環境を整えないとやりにくくて困る。