PCが壊れた。

朝PCを立ち上げようとしたら、まったく反応しない。前々から立ち上がる時に耳障りな音を立てていたので、おかしいとは思っていたのだが、ついに故障したようだ。まだ、買って1年も経っていないのに壊れるとは。ショックである。
仕方がないので、今日は仕事を終えた後に職場のPCを使ってこれを書いている。

今日は遅番の日なので、いつも通り駅前のスタバでカフェモカ。今日のお茶のおともは出久根達郎「行蔵は我にあり」(文春新書)である。筆者好みの102人を取り上げ《一人の伝記と名言を、三分間で読める本はないものか》という思いから書いた本ということである。見開き2ページでひとりを取り上げる形式で、戸板康二さんの「ちょっといい話」シリーズのようなゴシップ集の系統に位置する本。題名の「行蔵」は《世に出て事を行なうこと、隠れて世に出ないこと》という意味で、《出処進退》の意味で使われるらしい。初めて聞く言葉だ。
取り上げている人物で興味があるのは、長谷川如是閑花森安治・曾宮一念・淡島寒月秋田實・左ト前・新村出・栗島すみ子・内田魯庵といった人々。この手の本はあちらこちらとつまみ読みできるのもいい。
出久根さんは以前に同じ系統の「百貌百言」(文春新書)を出しており、この本はその続編となる。面白かったら、「百貌百言」も買ってみようと思う。
行蔵は我にあり―出頭の102人 (文春新書)


まだ、職場にいるため音楽は聴けず。今日の音楽はお休みです。