今日の音楽

  • IKE QUEBEC「BLUE&SENTIMENTAL」(BLUE NOTE)

ジャズミュージシャンにも色々な人がいる。天才もいれば怪物もいる。もちろん、地味で目立たない人も沢山いる。その両方の人がいるから面白い。その両方のジャズがあるから楽しい。僕にとって地味の代表がこのケベック。卓越したテクニックや突出した存在感とは無縁であるところが凡人に訴える味がある。技ではなく味で勝負する人。ギターのグラント・グリーンも同系統の人である。「来るべきジャズ」ではなく、「そこにあるジャズ」のよさ。
ブルー・アンド・センチメンタル