仕事が予定外に早く終わったので、本屋に寄ってから帰る。
本屋で2冊購入。
-森見登美彦「シャーロック・ホームズの凱旋」(中央公論新社)
-宮内悠介「ラウリ・クースクを探して」(朝日新聞出版)
前者は“事件の舞台はヴィクトリア朝京都”と帯にある。シャーロック・ホームズと京都という二つの好物を並べられたら買うしかない。
後者は先頃直木賞候補となり、惜しくも受賞を逃した作品。作者をよく知るPippoさんが長編では一番好きとSNSで発言されていたのでこれは見逃せないと購入。
2冊を抱えてレジへ。本屋の入っている駅ビルで何か購入するときは駅ビルの会社が発行しているカードを利用するようにしている。それで溜まったポイントは駅ビルに入っているテナントでの買い物に使えるからだ。いつものようにカードを出し、端末に差し込んで暗証番号を打ち込む。その瞬間にレジ係の人はくるっと後ろを向いてこちらの暗証番号を見ないという姿勢を示す。あまりに見事に後ろを向くのでその動きのキレにちょっと驚く。この暗証番号見ないジェスチャーは店員さんによって異なり、首だけを捻って視線を外す人もいれば、現金を入れる受け皿を障壁に見立てて手元に被せてくる人もいる。この障壁型の店員さんは受け皿の位置がこちらの手に近く手元が隠れ気味になるため番号を押しづらくてちょっと困る。どの店員さんもちょっと大仰に踊るような動きをするのが面白い。
自宅に帰り、昨年買った無印の一人用電気鍋(深型ホットプレート)を取り出して、コンビニで買ってきたおでんを入れて温めて食べる。鍋物や焼き肉には小さいがちょっと汁物を温めて食べる時に重宝している。