反歌としての挽歌。


本屋に寄り先月号に続いて今月も『WiLL』を買う。


もちろん向井透史さんの『早稲田古本劇場』の「ノラの旅立ち(後編)」を読むためだ。古書現世でノラの頭を撫でたことのある僕には心揺さぶられる文章だ。向井さんが開けた店のドアから最後の力を振り絞って出て行くノラの姿がいとおしい。


この文章を読んだ武藤良子さんがブログ「m.r.factory」で反歌ともいえるエントリーをしている。こちらも素晴らしいノラへの挽歌になっている。