通らば寄らば。

やたら胃ばかり痛くなる一週間が終わった。


本屋で『yom yom』13号と出久根達郎「逢わばや見ばや 完結編」(講談社文庫)を手にしてレジに並んでいると前にいた年上の女性が「志ん朝の走馬灯」(ちくま文庫)と「ノラや」(中公文庫)を持っていた。その選択の良さに嬉しくなる。


来週にある泊まり掛けの出張のためにABCマートで靴を物色していると知り合いに挨拶される。そのまま歩きながら話す。通りに新しい古本屋ができていた。寄りたくてしかたがなかったが、知り合いがいる手前入るわけにもいかず素通りする。一方的に自分の悩みを話す相手をちょっとうらむ。