苦情電話の相手を1時間ほどしてから、どんよりと退勤。
本屋へ。
- 山本周五郎「小説の効用・青べか日記」(知恵の森文庫)
- 作者: 山本周五郎
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2009/02
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 4回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
先日新刊台で見た時から気になっていたのだが、昨日『週刊文春』の坪内祐三「文庫本を狙え!」を読み、買う気になった。同名の新潮文庫の再文庫本。
レジ横で『本の話』3月号を読む。
20日発売の文庫がなにかあったなあとあれこれ記憶をたどっていたらウエッジ文庫の平山蘆江「東京おぼえ帖」が今日だった。それでウエッジ文庫を先月から置き始めた別の本屋へ向かう。
ウエッジ文庫の並んでいる棚の前へ来てみると昨日まであった浅見淵本と大原富枝本の姿がない。そこにはついさっきまであったことを告げるような文庫2冊分の隙間があいている。先月のものと差し替えで今月の新刊が並んでいるのかとその周囲をきょろきょろ見回すがウエッジのウの字もない。もしかして、前の2冊がまったく売れなかったので仕入リストから外されてしまったのかもしれない。
中華料理屋で夕食をとりながら『本の話』に目を通す。川野黎子×大村彦次郎×花田紀凱「担当編集者鼎談 我らが青春の日々 昭和四十年代の池波さん」と斉藤政喜×内澤旬子「トイレより愛をこめて」が面白い。
巻末の文藝春秋3月の新刊リストが充実している。
【単行本】
【新書】
【文庫】
- 小林泰彦「日本百低山」
- 高島俊男「お言葉ですが10 ちょっとヘンだぞ四字熟語」
- 木村俊介「変人 埴谷雄高の肖像」
- 柳澤健「完本1976年のアントニオ猪木」
- 菊池成孔・大谷能生「東京大学のアルバート・アイラー 歴史編」
- 菊池成孔・大谷能生「東京大学のアルバート・アイラー キーワード編」
来月もまた積読本が増えてしまいそうだ。