それぞれの場所にそれぞれの楽しみ。


 今日も自分のイージーミスが連続して落ち込むやら、自分にムカつくやら心中が忙しい一日であった。


 夜8時にとぼとぼと退勤。


 また今夜も本を浴びて帰ることに。

浮世断語 (河出文庫)

浮世断語 (河出文庫)

落語ファン倶楽部 Vol.6 (CD付)

落語ファン倶楽部 Vol.6 (CD付)


 金馬本は河出文庫の落語本シリーズの1冊。今月の新刊には他に安藤鶴夫「巷談本牧亭」、吉見俊哉「都市のドラマトゥルギー」、J.ジュネ/鈴木創士訳「花のノートルダム」などがある充実ぶり。特に落語本を積極的に出してくれるのがいいな。


 『落語ファン倶楽部』というムックを買ったのは初めて。巻頭が立川志の輔立川談春という両師匠の対談で、付録のCDが昭和37年に行われた古今亭志ん朝真打披露口上とくれば買わないではいられない。


 帰宅して志の輔談春対談を読み、志ん朝真打披露口上を聴く。先代の林家正蔵が司会をつとめ、桂文楽金原亭馬生が口上。その後、若き志ん朝による「明烏」の短いまくらと噺のさわりでフェイドアウト。ああ、もっと若き日の高座を聴きたかったが、残念。


 年末を楽しく過ごすためにいろいろなイベントに参加しようと画策中。


 21日には高円寺、23日には西荻窪、24日には恵比寿、28日には仙台。それぞれの場所にそれぞれの楽しみがある。