ピノコのような文章。


 日々ひどくなっていくマスク焼けの跡を改善しようとマスクなしで野外仕事に臨む。


 締め切りを過ぎている仕事を今日には提出しますと担当者に報告してやり始めているところへ同僚からヘルプの要請が。同僚が担当している職場のHPにのせる一番偉い人の原稿が届いたのでその校正をしてほしいというのだ。
 その原稿に目を通し、細かいところを直しているうちにあちこちが気になり出し、結局バラバラの部位からピノコを誕生させたブラック・ジャック並の作業になってしまった。
 おかげで予定の仕事が終わる時間が遅くなり、眼科になくなった花粉用の目薬を貰いに行く時間がなくなる。やれやれ。


 本屋へ。新潮文庫の新刊が並んでいる。四方田犬彦「ハイスクール1968」やブローティガン「芝生の復讐」なども気になるが、今日はこれを選んだ。

 漱石を食関係から見た1冊。第二部「食文化年表(慶応三年〜大正五年)と第三部「物価(明治〜大正初期)」が便利。この資料編だけでも手元に置いておいく価値あり。


 先日“世界一のペヤング”について書いたところ、ある方からやってみたら美味しかったという話を聞く。それなら自分でも作ってみようと家の近くのスーパーに寄る。ちょうどペヤングソース焼きそばが特価販売中。残念ながら具入り辣油は置いていなかったので、唐辛子入り辣油と揚げ玉を買って帰る。


 帰宅後、ペヤングを作り、そこに辣油と揚げ玉を入れてみる。悪くないのだが、この間食べた美味しさが出ない。やはり具入り辣油でないとあの味は出ないのだろうか。


 4月5日の月の湯古本まつりには行けないのだが、本は出品するため、追加補充用の文庫や新書を選ぶ。
 明日、わめぞ花見に参加するので、その前に往来座によって追加本を置いて行くことしよう。