突然、隣りの直談判。


 5時半に起きるはずが二度寝してしまい6時15分に目覚める。


 寝ぼけ眼で仕事が始まる。仕事をしていると、職場の一番偉い人が僕の席に近づいてきてとなりに腰掛け、話があると言う。内容は僕がやっている野外仕事のスタッフの女性を別のチームに貰えないかというもの。この野外仕事スタッフに関しては上層部の人事とは別のもので、こちらが必要な人を申請して職場の許可を貰うシステムなので、すでに許可を得ている僕に偉い人が談判にくると言うカタチになる。仕事の性質上、唯一の女性スタッフを手放すわけにはいかないので、「困ります」と言ったら「分かった」と思ったよりあっさり引き下がってくれた。まずはよかった。ただ、このことで今後の自分の立場が悪くなるかもしれないという危惧は棄てきれないが。まあ、その時はその時だ。


 午前中の仕事が終わり、午後からの仕事までの空き時間に急いで自宅まで帰る。というのも申し込み受付のメールをもらって安心していた一箱古本市の参加費振り込みが明日までなのだ。振り込もうにもメールに書いてあった振込先をメモしていなかったため、それを確認しないことには振り込めない。家でメールを確認し、銀行へ。他にも振り込みをしなければいけないものがあったので、そちらをキャッシュディスペンサーで済ませ、一箱の分もと画面でチェックするが、ゆうちょ銀行が出てこない。世間知らずなので勘違いしているだけなのかもしれないが、ゆうちょ銀行って同じゆうちょ銀行のディスペンサーからでしか振り込めないのだろうか。
 郵便局へ。僕はゆうちょ銀行の口座を持っていないため、振り込み用紙に記入して窓口へ。500円ほどの手数料を支払って無事振り込みは終了。これで一箱古本市の参加が正式にきまったことになる。ほっとした。


 職場への帰り道、禁断症状が出て思わず本屋に寄る。別に何も買わないのだが、ただしばらく本棚回遊をしているだけで気持ちが落ち着いてくる。重症ですね。


 職場に戻って、午後の仕事をし、夕食を挟んで夜9時半まで仕事。


 宿泊施設に帰って、もろもろを済ませているうちに12時を過ぎる。入浴する気力もなく床に入る。