天気よく、気温高く、花粉舞う中を野外仕事。
午後からは、振り込み、郵送、印鑑証明の申請などに動き回る。久しぶりに区役所に行ってみると、以前古本屋があったが、他業種に変わっていた店舗がまた古本屋に変わっているではないか。まだ、棚は全部埋まっておらず、縛られた本の束が床に積まれていた。これで区役所に来る時の楽しみが増えた。
職場で年上の女性からあるベストセラー新書を貸すから読めと渡される。「僕はひねくれものなので、ベストセラーは読まないんですよ」とか「家には読まなくてはいけない本が山のようにあって読む暇がないんですよね」などと言ってみたのだが、受け付けてくれず結局持たされたまま机に戻ってくる。なぜ男の僕にこの本なんだろう。貸してくれた人がこの本を読ませたいと思うような人は他にいるんじゃないのかな。
夕方退勤して眼科へ。アレルギーの目薬が切れたのだ。「女子の古本屋」を読みながら順番待ち。
処方箋をもらい、目薬を手に入れる。
サブカル系古本屋に寄ってから近くの本屋へ。
「ナンダロウアヤシゲな日々」でよく目にしていて読みたいと思っていた漫画の単行本が出ていたのでさっそく購入。
“番線”というのは「書店の識別コードのこと」なんだね。
駅ビルの本屋にも寄る。探していた石田千さんの新刊があった。
- 作者: 石田千
- 出版社/メーカー: 山と溪谷社
- 発売日: 2008/03/19
- メディア: 単行本
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石田さんらしい小体な感じの本。装幀も愛らしい。明日、親知らずを抜きに行くのでそこに持って行く本として買う。たかが親知らずでもやはり手術をするわけだから心穏やかになる本を読みながらその時を待ちたいのだ。
帰宅するが、頭痛で何もする気がおきない。とりあえず「番線」を読み始めるが、本や書店に関するエッセイ漫画なのでスルスルと楽しく読める。国会図書館、校正者、辞書編集者などの回を興味深く読んだ。最後の方に出てくる一箱古本市の様子ももちろん楽しむ。南陀楼綾繁さんも登場。
古書現世の目録『逍遥』81号が届く。頭が痛いので集中して読めないのだが、何冊か気になる本あり。