結界をはるコンビニ。


 朝5時半起床。シャワーを浴びる。春が濃くなり始めて、朝湯舟につからなくとも対応できるようになった。


 天気がいいので午前、午後とも野外で仕事。


 午前の仕事を終えて職場へ戻ろうと自転車で向かっていると、向こうから老人と言ってもいいくらいの背広姿の男性がかなりのスピードを出しながら手放し運転で走ってくるのが見えた。僕の視線に気づいたらしく片方の手をハンドルに置いたが、僕が見ていなかったらそのままずうっと手放しで行きたかったんだろうな。顔に残念そうな影が見えていた。


 夕方、仕事を同僚に託して歯医者へ。ほぼ、治療は終了したのだが、懸案の親知らずがそのままなので、近くの大きな病院に紹介状を書いてもらう。4月3日に抜くことが決定した。


 職場に帰り、残務整理をして宿泊出張が終了する。


 本屋へ。

  • 『Lmagazine』5月号


 バスを降りていつものミニストップに入ろうとすると入口の前に四角くロープが張られ、立ち入り禁止になっているではないか。何か事件でもと思うがビニールテープに紙の注意書きという手作り感は警察のものとも思えず、陰陽師のはった結界にしてはオーラのようなものがまったく感じられない。貼られた紙には「滑ります。立入禁止。」とだけ書かれている。どうも、コンビニ前にたむろするお兄さんたちを排除するのが目的ではないかと思われる。


 帰宅するとポストに『彷書月刊』4月号が届いていた。


 夜、「落語研究会 古今亭志ん朝全集 上」がペリカン便で届く。


 早速、CDで聴いたことのない演目から聴くことにする。「四段目」を選択。芝居好きでお使いをさぼった丁稚がお仕置きに蔵へ入れられて、そこで今日観て来た芝居を思い出しながら演じていく噺。この歌舞伎場面の再現がうまい。艶があるというか、華がある感じ。この春の楽しみができた。