セミ・リタイア。


 朝5時半に起床。今日は久しぶりに朝から職場へ出勤する。


 冷房がガンガンに効いた部屋にこもって1日仕事。


 とりあえず、夕方には終わる。これで家での机仕事も一段落ついた。


 帰宅後、「古本屋を怒らせる方法」の続きを読み出す。


 途中、サッカーの日本対カメルーン戦(中沢の安定感にほれぼれする)を挟んでから、また読書。

 「古本屋を怒らせる方法」読了。“丸善”が早矢仕有的こと“丸屋善八”の略からでた店名であることを初めて知る。


 『sumus』3号“関西モダニズム”を取り出し、山本善行さんの「加藤一雄周辺」を読む。山本さんの加藤一雄とその本に対する並々ならぬ傾倒ぶりを堪能する。末尾近くに《先日、『古くさいぞ私は』の坪内祐三さんと話をする機会があり、彼もまた加藤一雄を愛読している、とわかり、嬉しかった。》とあった。


 窓にセミがあたり、ベランダに落ちてバタバタしている音が聞こえてくる。この音を聞くと夏ももう終わりだなと思う。
 海外出張と机仕事が終わり、少しのんびり趣味の読書ができるかなと期待しているのだが、明日も朝から野外仕事が待っている。セミ・リタイアという訳にはいかない。