助走としての読書。


 6時半起き。窓の外から強い雨音が聞こえてくる。暑さは小休止といったところか。

 
 通勤のバスで久しぶりにクレージーケンバンドを聴く。「タイガー&ドラゴン」と「せぷてんばぁ」。もうすぐ9月か。


 雨のため仕事は野外から屋内へ。しかし、しっかりと汗をかいた。


 今日、以前の仕事で立て替えていた1万円が返ってくる。ありがたい。


 退勤後、本屋へ。

 「小説 圓朝」に続く河出文庫正岡容第2弾。こんな渋い本を出すなんざ、オツだね。

 レジ横で『本の話』9月号をもらう。


 大戸屋で遅い昼食。定番の鶏と野菜の黒酢あん定食を選択。ただし、この店のネックであるご飯のまずさをカバーするためとろろご飯にする。とろろとからめて食べれば、ご飯のベチョッとしたところも気にならない。品物を待っている間に『本の話』から小林信彦黒澤明という時代」を読む。今回は「虎の尾を踏む男達」と「わが青春に悔いなし」。


 文春新書9月の近刊に、これを発見。

 どうやら約160冊の書物を紹介する書評本らしい。

 その後、郵便局と床屋によってから帰宅。


 家で村上護「文壇資料 阿佐ヶ谷界隈」(講談社)を読み始める。面白い。
 「『阿佐ヶ谷会』文学アルバム」に向けての助走として。