秋の蚊はかゆい。


 午前中は、野外仕事。午後は屋内で仕事。


 夕方、六本木へ向かう。カナダ土産を渡すべく友人と待ち合わせ。

 30分ほど前に着いたので、カフェに入って携帯本の小林信彦「日本の喜劇人」を読む。コント55号に関する小林氏の考察を読みながら、先日24時間テレビで観た、現在の姿を思い浮かべる。


 待ち合わせ場所のTSUTAYAに入る。偶然、アン・サリー「ブラン・ニューオリンズ」がかかっている。いいじゃないか。
 雑誌のコーナーで『なごみ』7月号別冊『京都に住まえば』をパラパラと立ち読みしていると、山本善行さんの姿を発見。オススメのお店として下鴨古本まつりで御馴染みのグリル生研会館をあげていた。


 友人と落ち合い、麻布のロシア料理屋へ。

 味は悪くないのだが、日本にはちょっとないようなピンクの色合いをした料理が続く。
 最後のロールキャベツが一番好みの味だった。


 海外出張の話から、「カラマーゾフの兄弟」、ウルトラセブンまでいろいろと話す。


 店を出て歩いていると、地味な100円ショップを見つけて入ってみる。入り口脇に置いてある品物にいきなり630円の値札が貼ってある。そのほか店内にあるもののほとんどに158円の値札が。どこが100円ショップなんだよ。森永の黒ゴマキャラメルを買ったら105円だったけど。

 その後、六本木ヒルズタリーズコーヒーでお茶をする。今日の友人の発言で一番印象に残っているのは「秋の蚊はかゆい」というもの。そう言われるとなんだかそんな気になってくるから不思議だ。


 帰宅するとポストに『彷書月刊』9月号が届いていた。