暑さに負け、高さにやられる。


 今日も野外仕事。昨日と比べ、直射日光が強くきびしい。


 職場の自分の机に戻り、袋に入れた氷で額や首筋を冷やす。


 退勤後、本屋へ。
 まだ、『Lmagazine』の最新号は見当たらず。今回は本屋特集だというので楽しみにしているのだ。山本善行さんによる高遠本の家ルポが掲載されているとの事。


 帰りのバスで、古今亭志ん朝朗読の「血闘」(「鬼平犯科帳」)を聴く。おまさが閉じ込められている屋敷をうかがいながら平蔵は火盗改めの部下たちを待っている。待ちきれなくなった平蔵が屋敷に切り込む前でバス停に着いてしまった。


 帰宅後、昨日届いた『彷書月刊』から、岡崎武志さんの高遠本の家ルポを読む。いつもの倍の4ページ増量版。この高遠にも、そしてこちらのモデルになったイギリスの古本村ヘイ・オン・ワイにも行ってみたいものだな。


 体に籠った熱が取り切れていないため、額と首筋に冷えピタシートを貼って少し横になる。年々、夏の暑さから受けるダメージが強くなっている気がする。幾つまで野外仕事を続けなければいけないのだろうかとぼんやり思う。


 来週末に迫った外市用の本を選ぶ。今日、目標の100冊に達した。これまでより、文庫が多めかな。
 今回は、出品だけで、現地での販売や手伝いができないため、PRも兼ねて出品本のリストをこの日記に事前にアップしようと計画中。掘り出し物や希少価値のあるものはありませんが、僕から見て面白い、もしくは面白そうな本を選んでおりますので、よろしければ外市に足をお運びください。来週半ばにはリストを掲載する予定です。


 小林信彦「日本の喜劇人」を読み終わり、村上護「文壇資料 阿佐ヶ谷界隈」の続きを読み始めた。


 合間にテレビで世界陸上。大阪の暑さも問題だが、織田裕二のテンションの高さと、もとマラソン選手の千葉ちゃんの声の高さもなんとかならないだろうか。ならないよね。