午前中で仕事を終え、職場に置いてある自分の自転車に乗って、近場のブックオフへ。
まず、その前に昼食をとモスバーガーに入る。ポテトが揚げたてでおいしい。
ブックオフの105円棚から。
- 金井美恵子「遊興一匹 迷い猫あずかってます」(新潮文庫)
- 獅子文六「食味歳時記」(中公文庫)
- 黒柳徹子(文)/武井武雄(絵)「トットのピクチャー・ブック」(新潮文庫)
- 林えり子「この結婚 明治大正昭和の著名人夫婦70態」(文春文庫)
- 田中一光「デザインと行く」(白水uブックス)
- 松浦理英子「ポケット・フェティッシュ」(白水uブックス)
- 成瀬露子「一人書房」(成瀬書房)
ダブリ本が多いが、これは外市の一箱用の仕入れのつもり。こんな風になにかと理由をつけては本を買ってしまうから、部屋の本が減らないんだよな。わかってはいるんですけどね。
自転車で職場へ戻る。自転車を置いて歩いて近くの歯医者へ。待合室で携帯本の小西甚一「日本文学史」(講談社学術文庫)を読む。少しうとうとしてしまう。名前を呼ばれて中へ。
今日も息子の先生。どうやらなかなか厄介な歯を僕はしているらしい。先生が歯科衛生士の女性に「大きなミラー持って来て」と言っている。治療箇所が見にくい部分らしい。この言葉を聞いて僕の頭に浮かんだのは常磐線あたりに乗っている女子高生が持っているあのバカでかい鏡。そんなものが口の中に入るわけがないよね。
治療を終えて本屋へ。
扱われている作家が、吉田健一、坂口安吾、洲之内徹、長谷川四郎、堀口大學、正岡容とくれば買わないわけにはいかないよな。
レジ横で山本善行さんがブログで触れていた『青春と読書』増刊号“集英社文庫創刊30周年記念号”を貰う。
帰宅後、植木等さんの死去の報に接する。小林信彦本で知る以前から、テレビ放映の無責任映画を楽しんでいた僕としては感慨深い。今度DVDの無責任ボックスを観直すことにしよう。
思い起こせば、大学時代ある研修ではじめてスーツにネクタイを身につけた僕が友人と研修生控え室でまずやったのは“無責任ソング”を歌い踊ることだった。いや、それだけ好きだったということです。