朝晩bukubooks。

  昨夜は外市のことで興奮していたせいか3時近くまで眠れず、寝不足状態で起床。


 池袋に10時前に到着。往来座前に行くと、すでに僕の本をNEGIさんがスチール棚に並べてくれていた。ありがとうございます。段ボール二箱で送った115冊の本もこうして並べてしまうと棚三段を埋めきれない程度の量だ。もしかして今日の昼までにすべて売れてしまうのではないかなどと思ってしまう。


 11時にかぶせておいた棚のブルーシートを取る。先ほどまで作業している我々以外の人影をほとんど感じなかったのだが、いつの間にか往来座前は年季の入った古本好き(もしくは商売人)のおじさんたちでごった返していた。


 たくさんのお客さんの姿はあるのだが、自分の棚の本が減らない。こんどは二日間で伴健人商店の本は一冊もうれないのではないかという不安にかられる。5分ほどして中原弓彦「日本の喜劇人」(晶文社)と小林信彦「世界の喜劇人」(新潮文庫)がまず売れた。ほっとする。


 その後、レジを交代制で担当したり、岡島さん、NEGIさんとうどんの硯屋に昼食を食べに行ったりしているうちに時間は刻々と過ぎていく。


 Aさん、北條さんもやってくる。昨日ペンディングになっていた三人のユニット名が“朝晩bukubooks”に決定する。“朝から晩まで本に溺れてブクブクいっていよう”という意味です。名前は決まっても活動内容は何一つ決まっておりません。


 外市会場は午後から夜にかけてもほとんど人の途切れることなく、南陀楼綾繁さん、内澤旬子さん、四谷書房さんなど顔なじみの方たちの姿も見えた。


 夜10時に初日終了。みんなで後片付けをやった後、向井さんから今日の集計結果発表があった。前回よりも結構いい売り上げがあったとのこと。伴健人商店は30冊以上は売ったようだが、まだまだ完売への道のりは遠い。明日の雨が心配だが、値付けの見直し等をふくめ、すべての本を売り切るようにがんばりたい。


 本日ご来場の皆様、また伴健人商店の本をお買い上げいただいた皆様に感謝いたします。


 また、明日のご来場もお待ちしております。



 ちなみに、本日購入したのは荻原魚雷さんの「古本暮らし」(サインのほかに書かれていた言葉は“公園で読書”でした)としのばずブックストリートトートとわめぞトートでした。


 それから、往来座の常連として御馴染みのY&NさんのNさんから落語のDVDをいただく。ありがとうございました。