2冊で2万円。

職場でいつも食べている仕出しのお弁当がいつになくうまかった。小確幸(by村上春樹)。


予報では昼過ぎで上がると言っていた雨が夜まで続く。夕方の野外仕事で少し濡れる。朝、傘を持たずに来たので、職場の置き傘を借りて帰る。


本屋へ。

よりぬきピータン!!基本編 (KCデラックス Kiss)

よりぬきピータン!!基本編 (KCデラックス Kiss)

「週刊現世」で向井さんがとりあげていた「おいピータン!!」から人気の高い話をより抜いた傑作選。実は、昨日読んだ「おんなの窓」の帯に“伊藤理佐 手塚治虫文化賞受賞記念 どれもこれも2万円くらいの賞品プレゼントフェア”の告知がされており、そのE賞が“伊藤理佐直筆イラスト入り図書カード 10,000円×2枚セット”とあって2万円分の図書券が是非欲しい(あっ、もちろん伊藤理佐さんの直筆イラストも欲しくないわけではないのですが)と思って応募しようとすると、これが応募券2枚必要であることに気づく。応募券は1冊1枚しかついていないため、どうしてももう1冊手に入れる必要があったのだ。そこで向井さんお薦めの漫画のエッセンスを集めたこの本に白羽の矢を立てたというわけ。


駅近くのそば屋に入って「よりぬきピータン!!」を読みながら夕食。《女性漫画初・男前のデブ》という大森さんがステキだ。個人的には「進行中」という話に出てくる《どんどんデキている寿司や》がツボ。これは面白い。


帰宅後、「よりぬきピータン!!」読了。まずい、「おいピータン!!」1〜9巻を思わず買ってしまいそうだ。


その後、森下裕美大阪ハムレット2」の続きを読む。森下さんの描く大阪の人々はとても個性の強い顔をしている。美人として出てくる女性もどこかアクの強さが漂う。鬼海弘雄「ぺるそな」に写された人々のポートレートを思い出した。第6話「この世界の女王」でよしのがマッチ売りの少女のように雪の中でみる夢(それとも現実なのだろうか)がなんとも言えず物悲しい。


今日の4000番台。

DESTINATION OUT!

DESTINATION OUT!


ジャッキー・マクリーンがグレシャン・モンカー3世&ボビー・ハッチャーソンと組んだ4165番。全4曲のうち3曲がモンカー3世の曲だ。この時期マクリーンにとってこの新世代トロンボーン奏者の存在がいかに大きかったかがわかる。ジャケットの写真はまるでソニー・ロリンズのよう。あれ、カバーデザインがリード・マイルスではなくてラリー・ミラーだ。