本日は休日出張で、河川敷に行く。
最寄り駅には予定時間より早めについたのだが、寒い河原で待っているのも気が進まないので、近くのミスタードーナッツに入り、カフェオレとオールドファッションでひと休みする。
ズボンの下にはかねて用意のスキータイツをはいてはいるが川風が強く、かなり寒い。
メインの仕事は昼過ぎに終わったのだが、その後の処理に主催者側が手間取り、寒い河原で1時間以上待たされる。
2時半過ぎに仕事を終え、仲間と近くの牛角食堂で昼食。焼き肉屋の牛角には何度も入ったことはあるが、ここは初めて。寒い体を温めようと温かい飲み物を注文しようとするが、コールドドリンクしかなかった。それでも注文した石焼ビビンバにコチジャンを多めに入れて食べたらようやく体が温まり、ひとごこちついた。
仲間と別れ、ブックオフに寄る。
- 高橋源一郎「追憶の一九八九年」(角川文庫)
- 山川静夫「私のNHK物語 アナウンサー38年」(文春文庫)
- ナンバー編「豪打列伝」(文春文庫ビジュアル版)
CDコーナーをのぞき、一青窈のアルバムを探すが丁度いいものがなく、値段も高い。これならちゃんと新譜で買ったほうが気持ちがいい。
地元の駅まで戻り、駅ビル内のCDショップで購入。
- アーティスト: 一青窈,武部聡志,小林武史,富田素弘,森安信夫,山内薫,弦一徹
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2006/11/29
- メディア: CD
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帰宅して「BESTYO」を聴く。1曲目の「ハナミズキ」は僕にとっての一青窈デビューの曲。それまで特に気持ちが惹かれることのなかったこの人の歌に興味を持ったきっかけとなった曲だ。この人の歌詞(と言おうか日本語)は、ちょっと関節が抜けていたりずれていたりするような印象で、普通の日本語表現における自然な流れが、フッと断たれてところどころ欠落が生じているように感じるものが多い。その空白部分がこの人の歌を詩にしているのだろうなと思う。
それと時を違えず、映画「珈琲時光」を観たのだが、そこに出てくる場所や光景が色々と自分の過去の記憶と重なる部分が多く、冷静に鑑賞することができなかったことを覚えている。
今日の携帯本であった高尾慶子「イギリス ウフフの年金生活」(文春文庫)を読む。福祉の厚い英国で年金生活をおくるようになった高尾さんは以前の本に比べると英国のよさを前面に押し出しすようになったなと思う。そして同時に福祉と老人に厳しい母国日本に対する批判の言葉も強くなっている。それでも決して英国のダメさ加減に目をつぶることなく、ダメなところはダメとはっきり書いているのでこの人の文章は気持ちよく読めるのだ。それがなければ、悲惨な日本に住む日本人に対して安全圏の高見から批判をする嫌みな本になってしまう。
今日の4000番台。
- アーティスト: スタンリー・タレンタイン,ケニー・バレル,シャーリー・スコット,ボブ・クランショウ,オーティス・フィンチ
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2005/12/21
- メディア: CD
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スタンリー・タレンタイン&シャーリー・スコット夫妻がケニー・バレルと吹き込んだ4162番。
最後の「GOIN' HOME」は「家路(遠き山に日は落ちて)」という名でキャンプファイアーなどで歌われるあの曲である。僕はなんとなく物悲しい歌として記憶にとどめているのだが、大柄なタレンタインのテナーと明るいスコットのオルガンがアルバムの最後を朗らかに奏でている。