鳩とハム。


朝目覚めてテレビをつけるとドイツ対イタリアを放映している。
寝ぼけまなこでぼうっと観ているが90分が終わろうとしているのに0対0のまま。
シャワーを浴びて戻ってくると、延長後半も終わろうとしている。あと数分というところで一挙にイタリアが2点取った。ドイツはベスト4までか。


仕事を終えて、本屋を冷やかしてから帰宅。


締め切りが迫った仕事を区切りのいいところまでやってから、最近携帯本として持ち歩いていた黒岩比佐子伝書鳩」(文春新書)を読み終える。
伝書鳩”と言えば“新沼謙治”を思い浮かべると言うレベルの僕にとって知らないことばかりが書いてある面白い本。それにしてもよくこれだけ調べてあるものだと思う。マイナーな雑誌やガリ版刷りの資料にまで目を通して“伝書鳩”という忘れられつつある生きたITの歴史を描き出している。この本を読みながら、鳩を飼っていた小学校の同級生を思い出した。あの頃はアマチュア無線伝書鳩が小学生の生活に不思議な共存をしていた時代だったような気がする。


今日の4000番台。

LD+3

LD+3


ルー・ドナルドソンとスリー・サウンズ共演盤が4012番。よく歌うアルトとよく弾むピアノトリオが、ジャズ・スタンダードを気持ちよく演奏している。あれこれ言うより、気楽に聴けばそれでいいと語りかけてくるようなアルバムだ。個人的に好きな「ブルー・ムーン」が入っているのがうれしい。



読了1。
【購入できる新刊数=2】