北欧にベトナムを思う。


今日は仕事で壇上に立ち、数百人の前で説明をする。
何度やっても緊張するし、苦手で嫌なのだが、周囲は僕がこういうことが得意だと思い込んでいるらしい。
はぁ、もう勘弁して。


がっくりと疲れて退勤。
TSUTAYAへ行き、DVDを2枚借りる。

かもめ食堂 [DVD]

かもめ食堂 [DVD]

ALWAYS 三丁目の夕日 通常版 [DVD]

ALWAYS 三丁目の夕日 通常版 [DVD]


帰宅後、読書をしていると寒くてしょうがなくなり、今年初めてデンロギのオイルヒーターのスイッチを入れた。周囲の本をどかさないと使えず、スイッチオンするまでけっこうな時間を要してしまう。


最近携帯本にしていた呉智英「現代人の論語」(文春文庫)読了。孔子本人よりも、個性に富んだ弟子たちに興味がわく。


夕食を食べながら借りてきた映画「かもめ食堂」を観る。
道家の父を持った小林聡美フィンランドで“かもめ食堂”という日本料理の店を開く。そこに片桐はいりもたいまさこといった偶然の旅行者たちがやってきて、かもめ食堂を手伝い始める。もたいまさこの古武士のような姿に思わずにやけてしまう。女性が3人で料理を作っていたり、青を基調とした画面づくりをしていたりするところが、トラン・アン・ユンの「夏至」を思い出させる。
別に何があるというわけではない坦々としたこの映画が今の僕の精神状態にはとてもしっくりと来る。なんでもないようなシーンやセリフに何度も声を出して笑ってしまう。
行ったことのないフィンランドの景色や風物になんだかほっとする。ああ、旅に出たいな。


ブログ散歩。「ナンダロウアヤシゲな日々」でおめでたい話題を知り、これまた心和む。このお二人の姿は古本に関わるさまざまな場所で何度も目にしてきていたのでいづれはと勝手に期待を持っていたからなんだかうれしい。お似合いですね。「日用帳」の更新が滞っていたのはこういう事情もあってかと納得する。


今日の4000番台。

グッド・グレイシャス(紙ジャケット仕様)

グッド・グレイシャス(紙ジャケット仕様)


ルーおじさんのオルガン、ギター入りソウルジャズアルバムが4125番。BNには珍しいこの作った感ありありのジャケット写真を嬉々として演じているルーおじさんが微笑ましい。この前に出した手と指のカタチが何とも言えません。
嬉々はあっても鬼気は迫らない脱力系のほんわかアルトで癒しの夜を〆る。


読了1。
【購入できる新刊数=2】