あの本はどうなった。

雨が続き、肌寒い。どうやら明日は晴れそうだ。
帰りの本屋で昨日見つけられなかった本を入手。

上記の他に多和田葉子「ゴットハルト鉄道」(講談社文芸文庫)も見かけるが今日は見送る。
雑誌のコーナーで佐野眞一責任編集「宮本常一 旅する民俗学者」(河出書房新社)というムックを見つける。“KAWADE旅の手帖”というシリーズの1冊ということだが、聞いたことのないシリーズだ。それに作りはカバーが付いているものの“別冊文藝”シリーズのムックとほとんど変わらない。なぜそれではいけないのかが分からない。内容には興味があるので、こんど日本特価書籍で購入することに決定。
バスに乗ると本が読めないのでipodで音楽を聴きながら、うつらうつらとする。ほんの10分ほどの時間だが、その心地よいこと。
家でパソコンに向かうと、あちらこちらのブログで月の輪書林の最新目録「田村義也の本」が話題となっている。早速手に入れなくてはと思う。月の輪書林と言えば前回の目録「特集『李奉昌不敬事件」予審尋問調書」の作成日記が晶文社から昨年秋頃に出版されるという話があったがどうなったのであろうか。
ついでに言えば、昨年文春文庫から高島俊男さんが向田邦子さんについて書いた「メルヘン誕生」が出るという予告が出たが、結局出ずじまいとなって今に至っているのは、何か問題でもおきたのだろうか。気にかかっている。