Bookoff in the suitcase。

　今朝も４時過ぎに目覚めた。コーヒーメーカーでいれたコーヒーを飲みながら昨日の日記を書き、野見山暁治「四百字のデッサン」（河出文庫）の続きを読む。

　その後、仕事場へ。ホテルのあるRobson.st.から仕事場のある通りへ出る角に色の濃くて大振りな紫陽花が咲いている。カナダの紫陽花だ。外国でこの花を見るのは初めて。

　また、通りを歩きながら時折木の電信柱を見かける。これも日本では見られなくなっただけになんだかほっとする。

　午後４時過ぎに仕事が終わる。同僚とともにHMVへ。iPodは持ってきているのだが、パソコンに向かって書き物などをするときにイヤホンをしながらキーをたたくのは好きではないので、パソコンで流すCDを買いに来たのだ。
　悩んだ末に女性ボーカルのジャズを一枚。

• 「Breakfast on the morning tram」(BLUE NOTE)

Breakfast on the Morning Tram

　その後、同僚と別れ、今日もブックオフへ。昨日買おうか否かを迷った文庫が何冊かあったためそれを見に行く。その他、昨日見落としていた本を２ドル棚で見つけてしまい。やはり、今日も買ってしまう。

• 獅子文六「ちんちん電車」（河出文庫）
• 澁澤龍彦責任編集「血と薔薇　コレクション１」（河出文庫）
• 竹内和夫「しあわせな群島　同人雑誌五十年」（編集工房ノア）
• エドマンド・ウィルソン「エドマンド・ウィルソン批評集２　文学」（みすず書房）
• 堀江あき子編「江戸川乱歩と少年探偵団」（河出書房新社）
• 「植草甚一スタイル」（平凡社）

　ここが日本であるならば、何も気にせず買いたい本がまだ何冊もある。今年はブックオフで本を買ってもいいようにスーツケースに余裕を持たせて来てはいるのだが、それにしても限度というものがある。約２００円で買えてうれしいなどと言っていても重量オーバーで追加料金を取られてのでは元も子もないではないか。

　夜、仕事上のトラブルがあり、連絡の電話を待ちながら夕食。同僚のリクエストでステーキを食べに行く。女性従業員の対応がよく、流行っているものうなづける店だ。

　部屋に戻り、「四百字のデッサン」読了。なんだかんだと時差ぼけなどもあり、思ったより本が読めない。この出張で数冊は読むつもりでいるのだか。

　１１時半就寝。