五線譜の上の三日月。


 今日も出張野外仕事。昨日に増して暑い気がする。


 夕方、仕事を終えて地元へ戻る。本屋へ。

 『ウフ.』を貰う。


 早目の夕食をとりに入ったそば屋で『ウフ.』を読む。玖保キリコ「ヒメママ」と斎藤美奈子「世の中ラボ」に目を通す。


 地元のサブカル系古本屋へ。100円棚から。

  • 筒井康隆「暗黒世界のオデッセイ」(晶文社
  • 文藝春秋編「昭和のエンタテインメント50篇 上」(文春文庫)
  • 文藝春秋編「昭和のエンタテインメント50篇 下」(文春文庫)

 筒井本は晶文社伝統のバラエティブックの筒井版。見返しの神戸マップ(1974年当時)を小林泰彦画伯が描いている。筒井康隆画のマンガをたっぷり収録。

 コンビニを出て、家路を辿っていると、夜空に赤黄色い三日月がかかっている。強い風で雲が払われた空は、濃い藍色の紙を貼付けたようだ。電線越しに眺める三日月は裏返った五線譜上のヘ音記号に見えた。


 帰宅後。「四百字十一枚」を読み継ぐ。坪内さんが取り上げる本の中には積ん読本がいくつもある。読みたくなった積ん読本は以下の通り。

 積ん読本だけでなく、持っていない本もあれこれ買って読みたくなるんだから、うれしくも困った本だよな。
 ああ、あと少しで読み終わってしまう。