アン・ボイスが添い寝。


 昨日会った大学生が「今日から11連休です」とさらっと言っていたのを聞いて思わず遠い目をしてしまった。


 当然のごとく、休日出勤なので朝家を出る。


 天気がよく、野外仕事には暑いほど。花粉も飛んでいて咳き込んでしまう。晴天は望むところなのだが、マスクをし続けるには蒸れてやっかいな季節でもある。


 規定の仕事を終え、やろうと思えばいくらでもやらねばならない仕事はあるのを見ない振りで、職場をあとにする。


 駅ビルの時計屋で時計の電池交換を頼む。20分後に来てくれということなので、いつもの本屋で時間をつぶす。文芸関係のエッセイや評論を置いてある棚にいつ扉野良人さんの本が並ぶのか楽しみに見ているのだが、今日も無い。岡崎さんと魚雷さんの本は並んでいるので、扉野さんも加われば『sumus』同人の本が3冊揃うことになるのを見たいと思っているのだ。
 時間があるので、小説やエッセイの一般文芸書コーナーを見ていたらそちらに「ボマルツォのどんぐり」は並んでいた。やはり、この書名からは判断がつかなかったのだろうな。

ボマルツォのどんぐり

ボマルツォのどんぐり



 新潮文庫のコーナーに坪内祐三靖国」が平積みされている。どうやら映画「靖国」の話題を意識した陳列のようだ。



 帰りのバスで古今亭志ん朝「二番煎じ」を聴く。


 このところの寝不足で、昼食を待っていた蕎麦屋でも帰りのバスの中でもすぐうつらうつらしてしまう。帰宅して一箱古本市で使う肌色文庫のスリップの製作をパソコンでしていたら、どうにも眠くなってしまい、1時間ほど仮眠をとる。少しすっきりした。


 仮眠のBGMはこれ。細野晴臣トリビュートアルバム「HARUOMI HOSONO STRANGE SONG BOOK」。アン・サリー嬢が、Pan Cakeと共演した「はらいそ」が入っている。やはり、アン・ボイスが聴こえると寝ながらでも耳に残ってしまうな。



 今回は「空想書店 書肆紅屋」さんを見習って書名や金額をエクセルのシートからコピーして家のプリンターでプリントアウトする。結局肌色文庫は90冊近くになってしまった。さてこれをどうもって行くかだな。


 引き続き、外市の伴健人商店用本のスリップ作成に取り掛からなければならない。