休日出勤で職場へ。
昼過ぎまで野外仕事をし、午後から締め切りが近い短い原稿を5本ほど(それぞれA4用紙1枚)やっつけて夕方のとば口あたりで職場を後にする。
駅ビル内の家電量販店でポータブルMDプレイヤーを購入する。展示品が安く出ていたので、それを選ぶと傷があるからとそこから2千円ほど引いてくれた。支払いは溜まっていたポイントで済ます。
普段iPodを携帯しているのでいまさらMDプレーヤーなど欲しくはないのだが、仕事の関係である歌を覚えねばならず、しかも上下のパートに別れてしっかりとハモらなければならないという条件があり、特別にピアノで各パートに分けて入れてくれたカラオケがMDで支給されたため再生装置がないと家で練習できないのだ。上司からの指示は今月中に各自自主トレで歌詞完全暗記の上、各パートを歌えるように練習しておき、来月1日からキャンプインしてスタッフ全員での練習が始まるという。まるでプロ野球選手だよ。冷静になって自分の職業を客観的に眺めると、ほんとに不思議な仕事だと思う。
同じ駅ビル内で職場で飲むお茶を2種類ほどかって帰る。
家に着くとポストにアマゾンのマケプレで買った本が届いていた。
- 作者: 小西康陽
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 1996/12
- メディア: 単行本
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初めて買った子ども向けではない本が植草甚一本であり、中川一政「うちには猛犬がいる」をもっとも素晴らしい本の題名と考える小西氏のきっと晶文社から出したかっただろうなと思わせるバラエティブックだ。
『芸術新潮』2月号で読んだ松浦弥太郎『暮しの手帖』編集長の記事に出てきた暮しの手帖社にかかっている花森安治作のコラージュを思いおこさせるカラフルなカバーもいい。
MDを買ってきたプレーヤーに入れiPod用のJBLスピーカーに出力して歌の練習を始める。思っていたより難しい。キャンプインまでに下地ができあがるのだろうか。心配だ。
気分転換に風呂でジャズを聴く。
クロード・ウイリアムソン・トリオ「オータム・イン・ニューヨーク」(VENUS)だ。ベースにビル・「さよならバートランド」・クロウがフューチャーされている。CDのライナーノートは村上春樹&寺島靖国コンビ。
ブログ散歩で「空想書店 書肆紅屋」(id:beniya)を読んで唖然とする。ブックオフの文庫200円セールで講談社文芸文庫を25冊も買っているのに驚いていると、その後105円棚で小林信彦「監禁」(角川文庫)を手に入れているではないか。僕はその昔ネット古書店から数千円出して買った記憶がある。う〜ん、参りました。
日記のデザインを変えてから“はまぞう”が使えなくなった。これは一体どうしたわけだろう。