本日は朝から都内へ出張。年数回ある神経をすり減らす仕事だ。午後早く終わるも、身も心もボロボロ状態になる。
抜殻のようになった体で神保町へ。アクセスのないすずらん通りまで足を伸ばす気力もなく、岩波ブックセンターから日本特価書籍へ移動するのが精一杯。
『ユリイカ』は森茉莉特集。特価書籍で、「洲之内徹 気まぐれ美術館シリーズ 全6冊セット」を買っている人を見かけてなんだかうれしくなる。次にレジに並んだ若い男性は三一書房版夢野久作全集の特価本を5冊ほど買っていた。神保町はこうでなくっちゃ。
九段下に近い珈琲館で休憩した後、横浜へ。夕方から職場主宰のパーティーが中華街であるのだ。開演時間まで少し時間があったので、馬車道で下車して伊勢佐木モールのブックオフへ。
- 殿山泰司「三文役者あなあきい伝 PART1」(講談社文庫)
- なぎら健壱「日本フォーク私的大全」(ちくま文庫)
- 武田百合子/画・野中ユリ「ことばの食卓」(ちくま文庫)
- 三浦雅士「主体の変容 現代文学ノート」(中公文庫)
- 島尾ミホ「海辺の生と死」(中公文庫)
すべて105円。ちくま文庫と中公文庫のいい本が買えるうれしさは格別である(もちろん講談社文芸文庫も)。
急いで中華街へ移動し、2時間ほど中華料理店でパーティー。なぜかローストビーフが出る。中華街の中華料理のコースなのに、不思議。
散会後、同じ部署のスタッフでカラオケに行き2時間半ほど歌ってから帰宅。