一店二冊で買い回り。


 強い陽射しで目覚める。

 洗濯機を2度回してから、外出。


 神保町へ。

 アンダー・グラウンド・ブックカフェが行われている東京古書会館に行く。
 ぐるっと会場を2度周り、2冊選ぶ。

 この他に、旅猫雑貨店から深緑の酒袋ブックカバーを1枚。いい色だ。


 会場でリコシェの阿部さんに挨拶。会場近くのカフェ・ヒナタ屋のチラシを持ってきてくれる。今日の昼はそこでと思って出てきていたのだが、チラシを見ると日曜は休み。残念。


 UBC会場を後にし、開いている古書店や新刊書店を流して歩く。
 餃子定食を食べてから、古本ダイバーの第2回ふるぽん寄港市へ。こちらも2冊。

 前者はヘイ・オン・ワイ、後者はふぉっくす舎から。


 日本特価書籍へ。ここでも2冊。

  • 堀江敏幸「バン・マリーへの手紙」(岩波書店
  • 喜多村拓「古本屋開業入門」(燃焼社)


 珈琲館でひと休み。今日の携帯本である高島俊男「座右の名文」(文春新書)読了。特によく知らなかった津田左右吉の章が面白かった。ただ、この本は高島さんが口述したものに手を入れたカタチで成立している本なので、これまでの最初から文章として書かれたものに比べると、すこし密度のようなものが薄い気がしてしまう。目を悪くされている高島さんの本は、今後もこのような形態でしか発表されることはないのだろうな。


 帰りの車中は「志ん生、語る。」に付いていた「疝気の虫」、「お直し」を聴きながら。「お直し」は志ん生十八番の演目だけにやはりいい。ただ、志ん朝バージョンのように語り込まず、一筆書きのような味わい。


 帰り道、床屋によって散髪。いつものように気持ちよく居眠りする。


 帰宅後、買ってきた本に目を通したり、「天野忠随筆選」(編集工房ノア)をちょっと読んだりして過ごす。


 夜、TVで「パイレーツ・オブ・カリビアン」を観る。ジョニー・デップがつかみ所のない海賊を怪演。この人が同い年であることを最近知った。なにせ「カリブの海賊」という題なのだから、ストーリーはお約束の展開なのは仕方がないが、最後のみんなナアナアで許しちゃうのはどうなんですかね。ものわかりよすぎると思うけどな。