理容師とは催眠術師の謂いか。


 もう間違いなく秋であることを感じさせる空気の中を職場へ。


 午後からイベントがあるため、昼食に弁当が出る。これでまた本が買えるな。


 夕方退勤。本屋へ。

 前者には堀江敏幸西村賢太両氏の短篇小説が掲載。後者は昨日「新・読前読後」(id:kanetaku)で知った新潮文庫の新刊。ここに出てくる江戸留守居役とは若き日の依田学海のこと。学海への興味から購入。この本、もとは平成8年に出たちくま新書の「最後の江戸留守居役」を文庫化したものだという。新書から文庫へ、筑摩書房から新潮社へという不思議。


 床屋に寄り散髪。いつも通り座るとすぐ寝てしまう。理容師とは催眠術師の謂いか。


 床屋の隣りの中華料理屋で夕食。五目チャーハンと餃子を注文する。料理が来るまで四方田犬彦「人間を守る読書」を読み継ぐ。


 帰宅後、高山宏「超人 高山宏のつくりかた」を数章読む。
 その後、小谷野敦さんのブログを見ると、偶然この本と、『文學界』掲載の高山さんへのインタビューについて触れている。
 買ってきた『文學界』からそのインタビューを読んだ。


 明日は、東京古書会館で行われるイベント「本屋さんの現在とこれから 書肆アクセスの閉店が意味するもの」を聴きにいく予定。