上司はささやく?。


本日仕事の一つの山が終わる。
結果は散々の惨敗。己の無力さ、無能さ、適性の無さに叫びたいような気分だ。耳元で上司が辞表を出せとささやいたら、ためらわずに書いただろう。幸か不幸か、誰もそんなことをささやいてくれないが。
自己嫌悪は、つまるところ無思慮な自己肯定の温床にしかならないから、自分を突き放してとりあえず行動する。明後日に迫った次の仕事の準備を9時過ぎまで。


本屋へ。

“向井さんの古書コショばなし”(以前に岡崎武志さんが登場したときもこのフレーズが使われていたな)というページに古書現世向井透史さんがノラを抱いて登場。


帰宅してコンビニで買った『週刊文春』をぱらぱらと。「文庫本を狙え!」は川崎長太郎「もぐら随筆」(講談社文芸文庫)を取り上げる。荷風との玉ノ井で遭遇を描いたという「永井荷風」という随筆を読んでみたいものだ。しかし、地元の本屋では今月の講談社文芸文庫の新刊のうちこの本だけが置かれていないのだ。すでに入荷分を売り切ったのかな。まあ、置かれていたとしても買う権利は無いのだが。

【購入できる新刊数=0】