小松の親分さん。

出張最終日。
朝4時半起きで仕事。昨晩1時過ぎまで宴会だったので眠くてしょうがない。
昼前に出張先の仕事を終え、帰りのバスに乗り込む。車内で昼食の弁当を食べると睡魔に襲われて前後不覚に。東北道関東平野へ下りてくると、蒸し暑さがドカンとのしかかってくる。
夕方横浜着。風が強いのであまり暑さを感じない。助かった。帰宅し、窓を開け、換気扇を回し、留守中の部屋の熱気を冷ましてからクーラー、スイッチオン。部屋が落ち着くまでコンビニで買い物。雑誌の棚から『週刊文春』と『ダ・ヴィンチ』9月号を買う。
少し落ち着いた部屋で雑誌をパラパラ。
週刊文春』は夏の特大号ということで、通常の文春図書館はお休みで、「戦争体験者に聞く『心にしみた一冊』」という特別企画。この雑誌は、GW特大号などにもこのような特別企画を行うが、あまり面白く感じられない。特大号では通常の文春図書館の分量を増やしてくれた方がこちらとしてはうれしいのだが。
ダ・ヴィンチ』には付録として「コミックエッセイマガジン 別ダ」01号が挟まっている。10作品ほどのコミックエッセイが入っているのだが、その中からグレゴリ青山「もっさい中学生」とk.m.p.「おかあさんと旅をしよー。」を読む。「もっさい中学生」は「ブンブン堂のグレちゃん」の中学生時代を描いたような漫画。犬の縫いぐるみを溺愛していたいじめられっこの同級生が、縫いぐるみが壊れてしまった翌日に突然ヤンキー娘へと変貌していく姿にリアリティを感じる。k.m.p.のお二人の旅行コミックの愛読者なので、お互いの母親を連れて旅に行こうとする過程と娘の心中がよく描かれているのを楽しく読んだ。
その後、TVでサッカー日本対韓国を見て(角澤アナの声を嗄らす絶叫と、松木解説者の公共の電波を使ったサッカー観戦はどうにかした方がよいのではないか)から、ブログ散歩。
しばらく留守にしているうちに新しい情報が色々出ていてキョロキョロしてしまう。「デイリー・スムース」に下鴨納涼古本市の初日に岡崎武志さんと山本善行さんによる古本イベントがあるとの告知が出ている。僕は仕事の関係で2日目からしか行けないのだ。ガックリ。
ただし、京都・ガケ書房で行われる山本善行さんの蔵書放出セールには行けるので少し気持ちが立ち直る。
まるで小松の親分さんみたいな私。