マイナス・ゼロじゃない。


 今日も一日冷房のきいた部屋で来客の応対をして過ごす。かなり高めに設定したつもりなのだが、長時間いると随分と体が冷える。すこし頭痛がする。


 夕方退勤し、明日の準備で小物をあれこれと買う。


 本屋へ。文庫の棚を見ていたらこれが出ていた。

マイナス・ゼロ (集英社文庫 141-A)

マイナス・ゼロ (集英社文庫 141-A)

(こちらは旧版の書影)

 明日からの出張携帯本候補の1冊として持っている旧版を考えていたのだが、活字の大きくなった新版が出たとなればその復刊を祝してこちらを持って行く事にする。和田誠画伯のカバーもそのままの姿にうれしくなる。中に挿まれていた案内には広瀬正小説全集6カ月連続刊行として、「ツイス」(8月)、「エロス」(9月)、「鏡の国のアリス」(10月)、「T型フォード殺人事件」(11月)、「タイムマシンのつくり方」(12月)の順で刊行されるらしい。やるじゃないか、集英社文庫



 帰宅して、「となりのトトロ」を観ながら明日の準備。やたらと明日公開の「崖の上のポニョ」のCMや告知を流すのが興ざめ。


 結局、持って行く本は昨日のリストから小林秀雄大西巨人を外し、5冊でいくことにする。荷物や向こうでの状況を考えるとマイナスがゼロというわけにはいかなかった。


 では、明日より国外に出るため日記を10日間ほどお休みいたします。そろそろ梅雨明けとなりそうで暑い日が続くようです。みなさまお体に気をつけてお過ごしください。