種を蒔く。


 週末に迫った仕事のことを思うと気分が重くなるのだが、それを乗り越えるためのささやかな楽しみの種を蒔いておいく。これでなんとかプレッシャーに耐えるエネルギーを自分に充填できるだろう。


 退勤後、久しぶりに吉野家の牛丼が食べたくなって食べに行く。牛丼再開直後から比べると味が良くなったと思うのだが気のせいかしら。


 腹ごなしに(?)サブカル系古本屋へ。100円棚の新入荷から。
 ジョン・マグレガー「奇跡も語る者がいなければ」(新潮クレストブック)、新藤兼人「小説田中絹代」(文春文庫)。
 通常棚から、正津勉「小説 尾形亀之助 窮死詩人伝」(河出書房新社)を選ぶ。確か尾形亀之助のことはbukuさんが称揚していた記憶あり。


 バスを降り、ファミリーマートで買物をしてから坂を上る。すると改装のため休業しているはずのミニストップから明かりが漏れているではないか。店の前まで行ってみると2月15日より新装開店いたしますの貼り紙が。店内にはミニストップの制服を着た見たことのない男性が作業をしていた。


 帰宅後、風呂でジャズを聴く。本日の「マイ・ファニー・バレンタイン」はアニタ・オデイ「シングズ・ザ・ウィナーズ」を聴く。今日のアニタお姉さんはガサついた感じでちょっとしっくりきていない。