星のお父様。


 目が覚めると10時半。寝られる喜び。


 風呂ではを桂文楽「鰻の幇間」を聴く。


 2時過ぎまでぐだぐだしてから天気もいいので散歩に行く。坂を下り坂を上りそしてまた坂を下るとそこにはブックオフが。

 これらなどを105円棚から。


 行き帰りiPod三遊亭円楽「唐茄子屋政談」を聴きながら歩く。正直円楽落語には苦手意識が働いてしまう。それほど似ているわけではないのだが、その姿や声に父親がダブるのだ。息子として父親に感じる抵抗感が発動してしまうからかもしれない。


 帰宅後、読書に没頭する。


 水村美苗日本語が亡びるとき」読了。筆者が考える「日本語が亡びる」ということの意味を正確に理解できたかはおぼつかないが、日本語で小説を書くというこれまでその意味を考えることのなかった問題を意識させられる刺激的な本だった。


 ネットで池澤夏樹氏の毎日新聞書評と鴻巣友季子さんの朝日新聞書評をチェック。ブログ等では批判的な意見を多く見るがこの二つは好意的な評価。どちらにしても文芸評論がこれほどの注目を浴びるのは久しぶりではないか。


 その後、町山智浩アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない」(文藝春秋)の残りを読み切る。ブッシュ政権のとんでもなさとアメリカという国の病の深さを知る。アニメ「シンプソンズ」の反骨精神に拍手を送りたい。CCレモンを愛飲している自分を褒めてあげようかと思う。