仕事を終えて知人のパン屋まで歩き、バゲットなどを購入してからあゆみブックスへ。
- 作者: 作田啓一
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2012/02/23
- メディア: 単行本
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作田啓一と言えば僕にとって「個人主義の運命」(岩波新書)の人。この本に書いてあったルネ・ジラール「欲望の現象学」(法政大学出版)を援用しつつ三角関係から文学を読み解くやり方が面白くて、読後その“欲望の三角形”理論をどの作品にも当てはめて読もうとする癖がついて困ったことを思い出す。「現実界の探偵」は〈文学作品と犯罪の両方をほぼ同じ角度から解読した六編を集めている〉評論集である。文学では夢野久作、島尾敏雄、武田泰淳が俎上にのぼる。後半は主に不特定多数を狙う犯罪を論じた文章が続いている。主に前半に対する興味から購入。それにしてもいつも白水社の社名ロゴのかっこよさには陶然としてしまうな。
〈狐〉オススメの入門書の1つであるゴンブリッチの「若い読者のための世界史」が上下2冊本で中公文庫入り。早速購入したのだが、思ったより上、下とも本が薄い。これなら1冊本で出せたのではとセコいことを考えてしまう。本文は文字が大きく読みやすそう。楽しみ。
地元のCD屋に寄ったらこのアルバムが15%オフになっていたので手に取る。ウィントン・マルサリス、ウィリー・ネルソン、ノラ・ジョーンズの3人がレイ・チャールズのナンバーを歌うライブアルバムとくれば興味が湧く。
- 「HERE WE GO AGAIN」(BLUE NOTE)
- アーティスト: ウィントン・マルサリス,ウィリー・ネルソンノラ・ジョーンズ,ノラ・ジョーンズ,ウィントン・マルサリス,ウィリー・ネルソン
- 出版社/メーカー: EMIミュージックジャパン
- 発売日: 2011/04/06
- メディア: CD
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帰宅して早速風呂で聴く。おや、ウィントンも歌っているじゃないか。個人的にはノラ・ジョーンズが参加している曲の方が好み。日本盤ボーナストラックにレイ・チャールズが歌った「いとしのエリー」の英語バージョンが入っていたら面白いのにと思ったがもちろんそんなのあるはずなし。