こんなに風が自分に優しいのは久しぶりだ。
気分よく出勤したが己の凡ミスが多発し、がっかり。ミスも痛いが、自分自身に信用が置けなくなるのがもっと痛い。
今日は仕事をしたというよりはあれこれ逃げ回っていたような1日を終えて退勤。
久しぶりにサブカル系古本屋に寄る。100円棚でこれを見つけた。
- 中村明編「人物表現辞典」(筑摩書房)
- 作者: 中村明
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1997/03/01
- メディア: 単行本
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こんな辞典が出ていたなんて知らなかった。筑摩書房版「現代日本文学大系」を底本にして人間の身体部位や声、匂い、口調、性格などの項目を立て、それらをさらに細分化して該当する表現のある小説の部分を抜き出して並べたもの。つまり、辞典というよりは表現用例集という感じ。何かを調べるのではなく、暇つぶしに興味のある項目をつまみ読みして楽しむのに最適だろう。
帰宅してNHKBS2をつけると刑事コロンボ「策謀の結末」をやっている。そうかこれはアイルランド独立運動を背景にした物語だったのだな。これを初めて観た中学時代はそんな時代背景を知らなかったのでまったく意識していなかった。ただ、犯人がアイリッシュウイスキーの壜に「ここまでここを過ぎず」と言いながらダイヤモンドの指輪で線を引くのは印象に強く残っている。
明日以降の仕事を考えるとモロモロとマイナスの思いが身中(心中)から湧き出てくる。
物事をあまり考えすぎてはいけない。悪い思いは「ここまでここを過ぎず」。
スポーツニュースを観ていると阪神対中日の戦いがすごいことになっている。それにしても荒木の打球を顔面に受けたアニキ金本は本当に痛そう。