寸志の本。


 職場で仕事に疲れ、パソコンでBookJapanにアップされた北條一浩さんの書評を読む。とても熱の入った言葉にこれは読まなくてはと心動かされる。


 退勤して本屋へ。昨日職場関係の葬儀があって手伝いに行ったのだが、そこで出した香典と同額の寸志をいただく。その寸志で本を買う。

オール・マイ・ラヴィング

オール・マイ・ラヴィング

BRUTUS ( ブルータス ) 2010年 2/15号 [雑誌]

BRUTUS ( ブルータス ) 2010年 2/15号 [雑誌]

李陵・山月記 (新潮文庫)

李陵・山月記 (新潮文庫)

 「オール・マイ・ラヴィング」が北條さんのおすすめの1冊。今年のNO.1とのこと(まだ1ヶ月しか経っていないが)。詳しくはこちら(http://bookjapan.jp/search/review/series_newrelease/100202/review.html)和田誠さんの装幀もいい。


 中島敦本はちょっと「弟子」を読み直したくなったから。家を探せば古い新潮文庫があるはずだが、探す手間が惜しい。手に取ってみるとビックリするほど活字が大きくなっている。これは若い人向けなのか、その逆なのか。注解と解説も活字が大きくなっているが、前者が三好行雄、後者が瀬沼茂樹というのは昔のまま。これも悪くない。



 帰宅してテレビをつけるとフジテレビの番組宣伝が流れており、2月5日(金)夜9時から「剣客商売スペシャル」が放映されることを知る。藤田まこと復活記念というところだろうか。楽しみである。


 「世界の車窓から」はインバネスネス湖スコットランドに住んでいた後輩の車でネス湖畔をドライブしたことを思い出す。ほんとに何もないところだった。