恵比寿発のスロウ・ボート。


 午前中は野外仕事。午後はエクセルと格闘する。まあ、ただ単にエクセルに不慣れなだけだけどね。


 夕方職場を出ると雨も上がって風も涼しげに吹き、空高くに端を赤く染めた雲が浮かんでいてなんだかもう秋みたいだ。


 つけ麺を食べてからサブカル系古本屋へ。


 100円棚の入れ替えがあったようで村上春樹関係が入っていた。

中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)

中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)


 もちろん村上春樹最初の短篇集の文庫本を持っていないわけではないが、これはカバーの安西水丸画が裏にも入っている現在ではないタイプ。本を開くと「午後の最後の芝生」の最初のページに平成12年7月30日発券の恵比寿発の切符が栞代わりに挟まっていた。この短篇に挟むなんて分かっているじゃないか。