青から紅白へ。


 仕事を終えて本屋へ。

  • 坂崎重盛「東京文芸散歩」(角川文庫)
  • 吉田章一「東京落語散歩」(角川文庫)

東京文芸散歩 (角川文庫)

東京文芸散歩 (角川文庫)

東京落語散歩 (角川文庫)

東京落語散歩 (角川文庫)



 坂崎本は「一葉からはじめる東京歩き」(実業之日本社)、吉田本は「東京落語散歩」(青蛙房)の文庫化。この2冊は“東京散歩の本”というシリーズの初めの2冊。これからもいろいろ出るのだろうか。青蛙房の本が文庫になるというのは喜びが大きい。



 帰りのバスではポッドキャストで「ストリーム」から「コラムの花道」を聴く。永江朗さんと豊崎由美さんの回。永江さんがブルース・チャトウィン「ソングライン」(英治出版)を取り上げていた。「パタゴニア」も傑作であると豊崎社長が発言していた。「パタゴニア」は現在刊行中の河出書房新社の世界文学全集の1冊として刊行予定なのでこちらも要チェックだ。

ソングライン (series on the move)

ソングライン (series on the move)


 帰宅するとアマゾンから届いていた。

昭和八十三年度! ひとり紅白歌合戦 [DVD]

昭和八十三年度! ひとり紅白歌合戦 [DVD]



 DVD2枚、トータル3時間を超えるステージを収録している。とりあえず、ディスク1を視聴する。「サン・トワ・マミー」から「ロビンソン」までの39曲。いやぁ、思わず一緒に歌ってしまうよ。ヴォーカリスト桑田佳祐のすごさを感じることができる1枚だ。ディスク2にはまだ20曲以上が収録されている。これも楽しみ。


 ポストに『彷書月刊』4月号が届いていた。特集は“翻訳鑑”。まずはいつもの連載に目を通す。Q.B.B.「古本屋台」は花見の場所に屋台が登場。その客はすぐ誰がモデルかわかる方たちが描かれている。このおかっぱの女性は誰だろう。