火星再訪。

 今年職場に行くのも今日で最後となった。残っている同僚に「よいお年を」を振りまきながら退勤する。


 サブカル系古本屋を覗いてみると、落語のCDが10数枚入荷していた。その中から持っていない1枚を選ぶ。

小三治特選ライヴ 猿後家/高砂や

小三治特選ライヴ 猿後家/高砂や

 本屋にもよる。

 『ユリイカ』の1月号が出ていて、米原万里さんの特集なので手にとって見る。中程にある米原さんのアルバムに見入ってしまう。聡明でちょっと皮肉屋な女の子が成長していく姿がそこに記録されていた。
 巻末の青土社の刊行予定本の中に田中栞ユリイカの本(仮)」があった。この「ユリイカ」はあの「ユリイカ」だよね。楽しみ。


 帰宅して洗濯やら、外市の本の準備など。


 今日買ってきた小三治CDをiTunesに入れる。そう言えばまだ入れていない落語CDが結構あったなと思いだし、ひと山抱えてパソコン横に積み上げ、順々に入れていく。そんなことをしているうちに夜も更けた。


 明日は仙台で行われる浅生ハルミンさんと海月書林さんの対談を聞きに行く。司会は古書現世の向井さんだ。仙台に行くのは何年か前に宮城県美術館で行われた洲之内コレクション展を見に行って以来。火星の庭を再訪するのも楽しみだ。せっかくなので1泊し、月曜に帰るつもり。