猫と犬とまねき猫。


 夜7時半からの来客の対応をしてから退勤。


 本屋へ。

おこりんぼさびしんぼ (廣済堂文庫)

おこりんぼさびしんぼ (廣済堂文庫)


 昨日帰りのバスでポッドキャストで「豪さんのポッド」を聴いていたら前から気になっていた吉田豪プレゼンツのこの本を探してみる気になって文庫棚を隅から隅まで眺めていったらありました。


 中華料理屋で夕食待ちながら吉田豪解説を読む。スーパーマリオにはまり込む若山富三郎の姿に唸る。



 帰りのバスはポッドキャストのお台場寄席から江戸家まねき猫「動物ものまね」を聴く。もちろん言わずと知れた江戸家猫八の娘。父親ゆずりの鳴き真似はやはり達者だ。この人のものまねを聴くのはほとんど初めてではないか。僕にとってはものまねの人であるよりも、吉右衛門版「鬼平犯科帳」の軍鶏鍋屋五鉄の女中さんなので、鬼平がまた見たくなってしまう。


 水曜日の夜10時「爆笑レッドカーペット」の時間のため間に合うように帰ったのだが、スペシャル番組があるとかでやっていない。それならとサブカル系古本屋で安く買ってきたロバート・アルトマン監督「ロング・グッドバイ」をビデオで観る。


 この映画を最初に見たのは高校生か、大学生の時だった。劇場ではなく土曜の午後のテレビ放映だったと思う。その時なかなかいい映画だなと思った記憶があった。冒頭の猫の出てくるシーンははっきり覚えていた。その後どんどん見慣れない場面の連続となり、雨に濡れたという記憶が海で濡れたの間違いであったりしたばかりか、原作と大きく変えたラストシーンは全く覚えていなかった。それにしても猫と犬がたくさん出る映画だな。