フライング・サンタ。


 遅番の日なのだが仕事があるので早めに出勤。


 連休明けのぼんやり頭をインスタントコーヒーでこじ開けながらなんとか仕事を終える。


 本屋へ。

  • 『Lmagazine』1月号

Lmagazine (エルマガジン) 2009年 01月号 [雑誌]

Lmagazine (エルマガジン) 2009年 01月号 [雑誌]

 “文房具と人。”特集。



 CDショップがダブルポイントデイだったので前から買いたいと思っていたこれを買う。

 今日でちょうどポイントカードがいっぱいに。有効期間が12月6日までだったのでなんとか間に合った。これで2000円分の買い物ができる。何を買おうか考えておこう。



 うどん屋で夕食。『Lmagazine』を読む。文房具特集以外にも小特集の“リスペクト!芸人”や“オトメのための銭湯”もいい。武藤さんの「死闘編」で読んだ銭湯も入っているんではないかな。
 もちろん「本棚通信」から山本善行さんの「古本ナウ」も読む。今回は上林暁「薔薇盗人」(金星堂)。最後に上林暁の妹さんが書いた「兄の左手」が名作であると書いてある。確か持っていたはずだ。探してみよう。


 うどんを食べているテーブルの正面の席で20代後半と思われる女性が二人合コンで知り合った男性の話を熱心にしているのが聞こえてくる。最初は成功して付き合っているという話なのかと思ったのだがどうもそうではないらしい。うまくいかなかったという方向の話なのだと段々にわかる。最後は今年のクリスマスはどうするのかという話に向かっていく。どうやら国外脱出ということで話がまとまりそうなところで店を出る。


 いつものコンビニで買い物をしてレジに並ぶと突然天井のスピーカーから山下達郎「クリスマス・イブ」が落ちてきてびっくりする。すくなくとも12月に入ってからにしてくださいよ。何度も聴かされるんですから。


 コンビニを出ると近くの民家の壁を電飾のサンタクロースが登っている。トナカイの引く橇に乗ってクリスマス当日に飛んで来ればいいものを。あとひと月も登り続けるのかと思うとサンタに同情してしまう。