昨日カラスを殺したわけではないのだが、じっくり朝寝をして昼に床を離れる。
昼間にのんびり風呂に浸かるのは休日の楽しみだ。CDで古今亭志ん朝「錦の袈裟」「へっつい幽霊」を聴きながら風呂を楽しむ。
雨だと聞いていたので一日家に籠って本でも読もうかと思っていたのだが、ほとんど降っていないので一応傘を持って外出する。
ひと駅電車に乗って隣町のブックオフへ行ってみる。休日のストレス解消にはお手軽な場所なのだ。
105円棚から。
- 富岡多恵子「詩よ、歌よ、さようなら」(集英社文庫)
- 猪瀬直樹「ピカレスク 太宰治伝」(文春文庫)
- 團伊玖磨「毒ヘビは急がない」(文春文庫)
- 吉村昭「蟹の縦ばい」(旺文社文庫)
- 柴田翔「詩に映るゲーテの生涯」(丸善ライブラリー)
- spotting「あの角まで」(PHP研究所)
- 池内恵「書物の運命」(文藝春秋)
- 保坂和志「書きあぐねている人のための小説入門」(草思社)
- 谷川俊太郎「わらべうた」(集英社)
これだけ買って1000円しない。安い遊びだなあ。ただ、本を減らしたいのになぜか増えていくのだ。
いつも寄るモスバーガーで遅い昼食。雑誌を携帯本にしたくなかったので、昨晩『新潮』で読んだ続きを単行本「日本語が亡びるとき」で読む。
帰宅して、読書の続き、また『新潮』に戻って三章まで読み終わり、今度は正式に単行本にタッチ。
読書を休んでテレビをつけると「ETV特集 私の源氏物語」をやっていた。瀬戸内寂聴、田辺聖子、清水義範、丸谷才一、江川達也という源氏物語とかかわった各氏が登場。なかなか豪華だ。歴代の現代語訳をすべて光源氏と藤壺の密通場面で比較したり、江川氏の漫画「源氏物語」のセックスシーンを写したりとなんだかずいぶんさばけた感じだなあNHK教育テレビと思いつつ最後まで観る。