先日ひと仕事終えたため、仕事はあるのに夏休み気分でぼんやりしてしまう。
まあ、今日の仕事が朝8時半から午後1時半まである場所にいればいいというクマのぬいぐるみでもできる仕事なのだからぼんやりもするよ。
おかげで「フロイト気質」下巻をずいぶんと進めることができた。
退勤してぶらっと神保町へ。電車がホームへすべりこむ寸前にやっとこさフロスト警部は犯人を逮捕。ごくろうさま。
キッチン南海でひさびさのカツカレー。コールタール色のカレールーを味わう。
今日の目的は東京堂の3階。ここで2冊のミニコミを手に入れるのだ。
レジにいた畠中さんからお手製のフリーペーパー『週刊 三階』の1号と2号をもらう。ついでに『雲のうえ』8号もいただく。
それから前から欲しかった編集工房ノア本を1冊。
大きさといい、厚さといい、平野甲賀さんの装丁といい、買う人間の気持ちを豊かにしてくれる佇まいである。
いつもの古本屋コースを覗いてから伯剌西爾でチーズケーキとブレンド。久しぶりにホットコーヒーを飲んだ。
やはり〆は日本特価書籍で。
金田一京助といえば漫才のサンドウィッチマンの「結婚式のスピーチ」ネタを聞いていたら名前が出てきたのでびっくり。結婚に関するニーチェの金言を引用した後、金田一京助の言葉として国語辞典の「結婚」の語釈を引用するというギャグ。
帰りの電車で「フロスト気質」を読み終えたので、黒岩比佐子「歴史のかげにグルメあり」(文春新書)を読み始める。地元の駅に着くまでに2章読めた。ペリー提督とアーネスト・サトウの章だ。ペリーが落語で有名な「百川」の料理を食べていたことを知る。