チョーヤバイ。


 今日も野外仕事なのだが、思いのほか暑さがきつくなかった。


 本屋を覗いてから、バスに乗り帰る。バスのなかでは柳家小さん「狸賽」を聴く。


 コンビニで夕食とともに『週刊現代』を買ってから帰宅。


 『週刊現代』から内澤旬子さんの「リレー読書日記」を読む。まず、谷中根津千駄木近辺に住んでいるという話から入り、エドワード・サイデンステッカー「谷中、花と墓地」(みすず書房)につながる。『うえの』というタウン誌に連載していた文章がこの本の中心になっていることを知る。それから英文の翻訳ではなく、最初から日本語で書いたものだったんだ。以前から気になっている本だからもう一度手にとってみたくなった。
 後の2冊は森まゆみ「断髪のモダンガール」とサラ・イネス誰も寝てはならぬ」。サラ・イネス作品は昔『週刊モーニング』を読んでたころに連載されていた「大阪豆ごはん」を楽しみにしていた。この人ののんびりとした絵とストーリー展開がいいんだよな。その持ち味が今も変わっていないことを内澤さんに教えてもらう。


 家で仕事。仕事の息抜きにテレビをつけるたびに北島康介金メダルのレースをやっており、繰り返し見る。金メダリストのインタビューの言葉より、実況放送でゴール直後に解説者の叫んだ「やばい!」という言葉が頭に残る。