永遠の幼稚園児。

 今日も野外仕事。曇っていて陽射しがないだけ暑さから逃れられる。


 仕事を終えて本屋へ。棚に鈴木地蔵「文学の行蔵」(右文書院)があるのを発見。本がすこし傷んでいるのとやはりこれは東京堂の3階で(つまりは今はなき書肆アクセス)で買いたい本であるため今日は見送る。


 食事をとりに入ったそば屋で岡崎武志「昭和三十年代の匂い」(学研新書)を読み始める。序で黒沢進氏による1969年メルクマール説が紹介されている。当時何歳だったかで世代をくくる考え方なのだが、それによれば著者の岡崎さんは“永遠の中学生”グループということになるらしい。当時まだ5歳であった僕などは“永遠の幼稚園児”グループに分類される事になる。


 帰宅後、机仕事に向かうが遅々として進まず。つい昔書いた文章などを読み返して逃避行動を起こしてしまう。初めてプリンターのスキャナ機能を使ってみる。思った以上の精度で文字を拾ってくれるので嬉しくなった。